着物がたり

賢い着物お手入れ対処法☆飲食編

▼あちゃ、着物を汚しちゃった!

お出かけ先での飲食を楽しむ際に、
着物にうっかり飲み物や食べ物をこぼしてしまうお話しはよくあります。
そんな時は慌てないで!知識をもって落ち着いて対処すれば大丈夫です。
身につけているものが汚れてしまうのは、和装も洋装も同じですから、基本となる知識を身につけておきましょう。

▼まずは基本!絶対してはいけないこと



どんな生地の着物でも、絶対してはいけないことがあります。
それは「ごしごし」こすることです。
うっかり飲み物や食べ物をこぼした時は、誰でも焦りますよね。
だからつい慌てておしぼりで「ごしごし」してしまう方が多いのです。
こすってしまうと、結果、後に面倒な事態になってしまいます。
とにかく着物に「ごしごし」は絶対禁物ということを頭に刻んでおきましょう。

★「ごしごし」がダメな理由・・・

 
◎理由1 汚れの範囲を広げてしまう。
濡らした布などで汚れをこすると、色は薄まるかもしれませんが、汚れの範囲が広がって、その分しみ抜き作業が増えてしまいます。

◎理由2 汚れが奥深く入ってしまう。
こすることで表面に乗っていただけの汚れが、繊維の奥へ奥へ押し込むことになります。汚れを落とそうとした結果、裏地に汚れが映ってしまうことも・・・。
内側に入るほど、かえって汚れが取れにくくなります。

◎理由3 生地自体が傷んでしまう。
とくに絹の着物は、柔らかく傷つきやすい性質を持ちます。
濡れた布でこすると、水気で生地が縮んだり、繊維の表面が毛羽立ったり、スレたりして生地が薄くなってしまうことも…。
生地の傷みを直すのは難しいこともあります。生地を摩擦で傷めないように注意しましょう。

▼汚れの種類に応じた対処法

着物に食べ物や飲み物をこぼしてしまったら・・・


「ごしごし」がダメなら一体どうしたらいいの?
食べ物、飲み物別で対処方法をご紹介します。
★食べ物を落としてしまった時の対応
アイスやクリーム、お料理などの固形物が着物に落ちた場合は、まず乾いたティッシュや紙ナプキンで固形物をそっと取り除きましょう。
濡れたおしぼりや布だと汚れの範囲を広げたり、生地を傷めてしまう可能性があるので、できるだけ乾いた物で拭うことをおすすめします。
残ったシミも、乾いたティッシュやタオルを使って軽く押しながら水分を吸い取ること。これで応急処置は完了です。あとは帰宅後いち早くプロに相談しましょう。

★飲み物をこぼしてしまった時の対応
ティッシュや柔らかいタオルなどを軽く当てて汚れを吸い取ります。
この時、強く押しつけないように!
強くすると繊維の奥まで汚れが染みこむのでご注意!
とくに果汁入りのジュースやコーヒー、お茶などは、下手に汚れを拭うとかえって輪染みをおこしてしまうので、自分で完璧に落とそうとするのではなく、帰宅後プロにみてもらうことをおすすめします。

着物をこすらないように気を付けて・・・


▼着物を汚さない工夫をしましょう!


着物でお食事するときは、帯の上からナプキンやハンカチを!

着物はお手入れ次第で、末永く楽しめるアイテムです。
飲食の際は、帯より上からナプキンやハンカチを当てるなど、着物や帯を汚さない工夫をしましょう。

▼トラブル後の相談所を探しておきましょう

汚してしまった場所が目立つか?目立たないか?また、次着るタイミングがすぐあるのか?ないのか?で、汚してしまった後日の対応は変わるかもしれませんが、気軽に相談にのってもらえる場所を見つけておくのが得策です。
特に「しみ汚れ」は汚した時点から対処が早ければ早いほど、汚れが落としやすく費用の負担も軽くなります。
着物を汚してしてしまった時の事を考えて、親身に相談にのってくれるお店を探しておきましょう。

当社の各店に設置している「きもの診療所」には、着物のお悩みにお応えできる「アフターケア診断士」および「しみぬきマイスター」が在籍しています。
相談やお見積りは無料です。
最寄りの店舗の「きもの診療所」へお気軽にご相談ください。

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呉服のもろふじ 柳川本店
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