着物がたり

大切にしたい日本の文化 振袖

振袖を着る意味

成人式に女性が身にまとう着物といえば「振袖」ですが なぜ振袖が着られるようになったかご存知ですか?

振袖を着るのには、
・これから大人になって行く女性の良縁を願い
・悪い気を祓う厄除け
この二つの意味が込められていると言われています。


振るという行為に込められた意味

袖を振ると書いて「振袖」ですが、古来より「振る」というしぐさには
・神に祈る
・厄を払う
・その場を清める
という力があると言われています。


神に仕える巫女は長い布や袖を振ることで神を呼び起こす「魂振り」の儀式を行います。
「振る」という行為で神のご加護による安寧を祈ったり厄を払うと考えられています。


振袖で「魂振り」

結婚前の娘が長い袖の着物を着るのは、良縁を呼び込むこの「魂振り」のためです。
そのことから、お祝いごとで振袖を着ることは、
人生の節目や門出に身を清め、厄を払うという想いが込められています。


神に向かって行われていた「魂振り」は次第に人に対しても行われるようになります。
今でも皆さんが行っている、出かける人を見送るときや別れ際に「行ってらっしゃい」「さようなら」と手を振る行為にも 相手の無事を願う想いが込められているとも言われています。



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はじめての厄落としは、振袖の袖を振って厄払い。
あなたに素敵な幸運が訪れますように…


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