着物がたり

創業50周年目のはじめまして、 もろふじです。-VOL1  もろふじ50周年のごあいさつ-

S42本町社屋
 

昭和42年に創業、自転車でお客様のもとへ…

昭和42年(1967)、福岡県柳川市本町に看板を掲げ「呉服のもろふじ」を開業しました。 当時はすでにミニスカートやパンタロンスーツなどが流行していましたが普段着としてウールや絣のきものを着ている人もおり、嫁入り道具には訪問着や小紋、道行コートなどを揃える家庭が多い時代でした。 創業当時の私達を支えて頂いたのは「もろふじさん、ありがとう」というお客様の喜ぶ声。お客様の笑顔が何よりのエネルギーとなって、ひたすらがむしゃらに走り続けた日々でした。  

日本の伝統を大切にするお客様に支えられて。

おかげ様で、一所懸命走り続けるうちにひとり、またひとりとお客様が増えていきました。そのうち店舗も増え、たくさんの出会いにも恵まれてきました。 時代はどんどん変化し、和装の習慣や文化が次第に簡略化されていきましたが、宮参着や七五三、振袖…人生の節目で日本の伝統「きもの」に袖を通していただきたいという想いは創業当時からずっと変わらず歩んできました。ここまで来れたのは、私たちのきものに対する情熱に共感していただけるお客様や取引先様とのおかげです。心から「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。
S49京町新社屋
 

100年後も絆と出会いを大切に、日本の伝統きものを守っていこう。

お客様との絆を大切に、そして感謝の気持ちを伝えたいと、店舗では企画旅行やパーティなどのイベントを続けてきました。これからも、着物でお出かけできる機会をたくさん企画し、きものを身につける嬉しさ・喜び…日本の文化の魅力を伝えていきたいと考えています。 50周年を迎えることができた呉服のもろふじは、全店をあげて「日本の和文化を世界へ」を合言葉にこれからも、これまで支えて頂いた地域の皆様、着物を愛する皆様との繋がりを大切にしてまいります。 このサイト「きものFUN」の開設も、私達の思いをカタチにしたものです。心のどこかで日本の伝統「きもの」を求めている方との新しい出会い、そして、きものが持つ魅力の発見のきっかけになってくれればと願っています。 また50周年目の「はじめまして」がこれからの「ありがとう」になりますようにーーー